洋食食堂 覚瑛

「覚瑛」・・・私が群馬に来てから使い出した源氏名である

花のお江戸から遙々上州へ流れた私

名を変え新しく生き抜く心境である。

今年の真夏に移転した元総社の店舗も「覚瑛」である

昔から「引っ越し貧乏」と言うように

一年中貧乏である私であるが。

正に「江戸職人の暮らし」であり

「江戸職人」は決まるまでが長いが決まれば

暮らしなど後先考えないが職人気質

色々、あれこれ・・・考え

決まれあればあっと言う間の出来事が職人仕事

但し、これはと言う事には中々頑固である

この「オードブルセット」場所はが変わっても

「覚瑛」は続く様に毎年暮れのイベントとして四十数年続けた職人仕事

オードブルセット、ローストポーク、ローストチキン

は「覚瑛」永遠の味であり「昭和洋食」の源流である。

五十八年の職人生活で

心底惚れ込んだ「昭和洋食料理」であると同時に

「昭和洋食料理」が今現在でも存在するから

自身の働く場所が存在する。