お知らせ
生きてこそ時代は進む
最近、二月のメニューに載せる料理写真を撮り始めた
撮り終わると不思議と昔の情景を思い出す
昔の料理を今現在に於いて再現すれば当然かも・・・
昨夜のTV会見風景を見て
内容はともかく
仮にも日本の大企業の方々に対しての質問者の言葉遣い・・
あの立場まで登り上がった方々が言った
昔の体制から進歩しなかった・・・
どちらも人間社会に於ける「時代」の移り変わりであり
歌の文句では無いが「時代は回る」は人には通用しないと言う事か
我々長寿者から見ればこの世の現実全てが「浦島太郎」である。
変わらず、過去を継承するのは
本来の職人が試行錯誤する「物作り」ではないか・・・
「物作り」は時代に翻弄される事なく
良い物は、良い
美味しいものは、美味しい
と言う様に
二つの選択しかない世界
最近の桐箪笥では無く、本来の職人が作る桐箪笥は
何十、何百年先も生き伸びる様に
食べ物は食べる事で人が生き伸び
「歴史」という時が進む原点である
「衣食住」という三原則に基づいて
人が生きてこの先の歴史というを刻むには
食る事が最優先で
生きてこそ住む場所、着る物が必要