お知らせ
煮込み料理「ビーフシチュー」
新しい年の最初の行事である
昔の成人式、どんど焼き、市消防隊出初式の記事が
新聞紙上を賑わす日々・・・あっという間に一月半ばである。
特に
二十歳の集まり、祝う会の見出し
「希望のZ世代社会に新風」
今の若者を「Z世代」と言うのか?
我々は戦後の「団塊の世代」
戦前世代の「昭和一けた世代」
それぞれの時代が過ぎ去り、新しい時代が来ても
所詮、長く生きて知る結論は
時代を生き抜いた「先人の知恵」には真似出来い
我々が二十歳近くに職人の世界に・・・
先人は十代半ばに職人の世界に
我々が見習いの時代には
既に「○○ホテル料理長」と一桁も二桁も格が違う
団塊世代の人が十代半ばで職人に成れば先人同様か?
世の中における環境も変わり
到底不可能な事であり
出来る事は例え十分の一でも真似をして
当時の料理をカバー出来ればと言う事位である。
当店のビーフシチュー
洋食、西洋料理の原点であった料理
生牛肉目方の六割まで煮込み
余分な牛脂を取り除き
後はソースの「勢い」で食する
本来の煮込み料理の難しさを表現した料理が
「ビーフシチュー」
私の格言、新しい店を訪ねたら「先ずはビーフシチュー」
煮込み料理が美味しければ、どの料理も美味しい