お知らせ
ローストチキンの思い
ローストチキン
当店のダントツ人気料理
諸外国では本来クリスマスでは七面鳥を料理するが
何故か・・日本では1kg前後の丸鶏ローストが一般的である
当店では昔から宮崎産ハーブ鶏を焼き上げる。
私が思うに、ローストチキンという料理は素材よりも
焼き方で
即ち、温度設定と途中何回も表面にオイルを塗ると言う手間仕事
香味野菜を敷き、塩、胡椒をふりかけ
一晩冷蔵庫で眠らせる
翌朝焼き上げるだけの単純なものを
何度も火加減という手間をかけ焼き上がった
ローストチキンを食する時の
最初の一口は世界中のどの料理よりも美味しく
美味しいと言うよりも旨味の凝縮を感じる蒸し焼き料理である。
程良い塩加減にて旨さを更に味わう事が出来る
美味しさに「至福時」が存在すれば
ローストチキン「最初の一口」ではないか・・・
ローストチキンは何だかんだで
半世紀以上、クリスマスに焼き上げた料理・・・
その時、その時を思い出す貴重な料理でもある。
上京した当時の暮れの正月休みである
新聞紙に包んだローストチキンを持って
12月31日夕方の東京駅へ
大混雑の新幹線「こだま」自由席の切符を手にして並んだ事を