洋食食堂 覚瑛

新聞、新聞折り込み情報誌の取材と日々バタバタ

一人何役も熟す個人商店の悲しさかも

しかも又三連休がくる

仕込も重なる・・・夜逃げ同様の二週間での移転劇

前店で仕込みストック、

暫くの間は持ち堪える計算であったソース類、

スープ類のベースが十日で無くなった・・

一昨日にカレー、トマトソース、本日には荒デミの初回仕込

週末にはクリームスープ

全てが第一回目となる元総社生まれの基本ソースの

誕生となる。

クリームコロッケ、ベシャメルソース等と違い

「時間と手間がかかる洋食」と言う名の基礎であり

来て頂くお客様への私からの「おもてなしの挨拶言葉」となる声

お客様に挨拶もしない・・お声も掛けない

正に、「天下一の無礼者」の私の言葉となる声である

やや、感じる甘からず・・・最後に登場する

ごく僅かな酸味をおびた味

先人の言葉「良い塩梅」と言う五感の味わいである

「父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し」という

「高く深い味わい」を作り出せれば最高の職人人生である。