お知らせ
「どじょう」と言う名のお客様
「覚瑛丸」平穏な埠頭から、敢えて波瀾満ちた大海原を彷徨い
早くも二週間となる
正に「鬼が出るか蛇が出るか」と言った心境であるである。
この三連休は最高の入りであった
「柳の下のどじょうは・・・毎日いない」と
自分自身に言い聞かせながら唯進む
今だ何の告知、宣伝もしないで・・
隠遁航路の出港である私
店舗は朽ち果て駐車場も少ない・・・今時珍しい店舗だが
私は職人の家で生まれ育ち、しかも自身も職人歴半世紀以上の反骨人生
「臍曲がり、頑固、負けず嫌い、正論が全て」と言った変人である。
今まで何人もの方々がお店を遣り、長く続かなかった店舗と聞き
我が老人職人の血が騒いだ。
この二週間に訪問して頂いた「どじょう」と言うお客様は
我が人生の終演を飾る最高のお客様である。
来店された数多くのお客様の中で過去のお客様が
四、五組・・・殆どが今秋七十七歳に成る老人との初出会い人
人とのふれあいはは死ぬまで続くと