お知らせ
古びた店舗に魂を
歳から自身最後の開店仕事で
気合いも入れば落胆もある
所詮職人の成す事・・・職人は気が短く
気が向けば雄弁になるが
自分の意思に反したら無口になる
正に変人が筋金入りの職人である。
私自身も東京、群馬を振り返れば
把握出来ない程の何十回目となる今回の店舗は
私が選んだ最後の店舗、40年近く前に出来た古い店舗
過去に居酒屋、寿司屋、食堂などいろんな方が営業し
ここ数年誰も相手にされなかった落ちぶれた店舗(私)で
私自身の最後の仕事に正にぴったりの店舗である。
見掛けはもはや誰も相手にしない古びた店舗(私)であるが
この店に58年と数ヶ月の経験と言う「魂」をつぎ込み
再び蘇る事が出来るのか?
又々やはり、すでに死んだ店(私)なのか
自身が作る料理と古びた店舗に引導を渡す大勝負である
今回の9月2日である。