お知らせ
★紫外線の浴び方の比較★
Journal of Internal Medicine誌2002年2月号に発表されたデンマークの研究は、
ベールをかぶったアラビア人イスラム教徒の女性
(日光浴や食事から適切な量のビタミンDを摂取できなかった人々)
のビタミンDレベルを、
デンマーク出身のベールを付けたイスラム教徒女性
(食事から適切なビタミンDを摂取できた人々)と
ベールを付けないデンマーク人女性
(日光浴と食事から適切な量のビタミンDを摂取できた人々)
のビタミンDレベルを比較しました。
研究者たちは、ベールを付けたアラビアのイスラム教徒女性では、
ビタミンDレベルが非常に低く、筋肉が弱く、痛みが強いことを発見しました。
さらに驚くべきことには、食事からビタミンを摂取したが、日光からは得られなかった、
ベールを付けたデンマーク人女性においてもビタミンDレベルが低いことがわかりました。
ビタミンDは、いくつかの主要なガンの予防にも有効である可能性があります。
「私たちは今では、かつて考えられていたよりも高いレベルの ビタミンDが必要だと考えています。
なぜなら、ビタミンDにより前立腺ガン、乳ガン、大腸ガン、卵巣ガンなどの、
ガンに対抗できる可能性があるからです。」
と、ホリック博士は言います。
興味深いことに、日常的に高レベルの紫外線を浴びる南方の気候や赤道近辺の地域に住む人は、
この種のガンの発症率が低いのです。
「明らかに緯度の影響があります。」
と、バージニア州リンチバーグに拠点を置く産業コンサルタントで紫外線の専門家である
マイケル・キャスウェル博士(Ph.D.)は言います。
Andrea Sercu(Today's Image誌の寄稿編集者)より