来訪日:令和6月9日27日
(データ)
所在地:甘楽町小幡852-1
駐車場:あり(建物正面、無料)
入場料:大人200円(オトクな三館巡りなら500円)
(コメント)
・なんと円空仏が三体も!
・鎧がとても充実しています
・学芸員の方が話好き。甘楽町について詳しく説明していただきました。
来訪日:令和6月9日27日
(データ)
所在地:甘楽町小幡852-1
駐車場:あり(建物正面、無料)
入場料:大人200円(オトクな三館巡りなら500円)
(コメント)
・なんと円空仏が三体も!
・鎧がとても充実しています
・学芸員の方が話好き。甘楽町について詳しく説明していただきました。
ひときわ目立つレンガ造りの建物で、製糸工場の繭倉庫として建設されたそうです。
中は、歴史民俗資料館(大人200円、中学生以下無料)になっております。
1Fは養蚕に関する展示がメインで、天蚕の黄色い鮮やかな... [続きを読む]
ひときわ目立つレンガ造りの建物で、製糸工場の繭倉庫として建設されたそうです。
中は、歴史民俗資料館(大人200円、中学生以下無料)になっております。
1Fは養蚕に関する展示がメインで、天蚕の黄色い鮮やかな糸が印象的でした。養蚕の器具の使い方を詳しく説明しています。
2Fは室町時代後半の地域の支配者小幡氏の鎧兜や国峯城に関する展示があり、こんなに古い物がよく残っていたと感心させられました。小幡氏が滅んだ後の小幡藩藩主の織田家(織田信長の次男)に関する展示もありました。
外には、上州名物かかあ天下の像と解説もありました。女性が養蚕・製糸・織物の現金収入で家計を支えていたそうです。(2024.4.14)
さほど大きくは無いのに、このレンガの資料館は、まるで宝箱。一階は養蚕。二階は小幡藩、古文書等、歴史民俗、織田家に趣の有る方は必見です。そして館員に、お話を聞いてみて下さい。甘楽町の人間性、お人柄、... [続きを読む]
さほど大きくは無いのに、このレンガの資料館は、まるで宝箱。一階は養蚕。二階は小幡藩、古文書等、歴史民俗、織田家に趣の有る方は必見です。そして館員に、お話を聞いてみて下さい。甘楽町の人間性、お人柄、素晴らしい。こんなにも歴史を感じたのは初めてです。今度は、教えて頂いた、本庄の資料館にも行ってみたいと思います。
小ぢんまりした資料館だが意外と良かった。
色々お話しも聞けました。
古くは元々ここ小幡の地は桓武平氏良文流・秩父氏から出た庶子(武蔵七党)が小幡という土地(領地)をもらい、地名から小幡氏と名乗り始めて... [続きを読む]
小ぢんまりした資料館だが意外と良かった。
色々お話しも聞けました。
古くは元々ここ小幡の地は桓武平氏良文流・秩父氏から出た庶子(武蔵七党)が小幡という土地(領地)をもらい、地名から小幡氏と名乗り始めて治めていた様です。平安〜鎌倉期の開発領主(開拓武士)でしょう。なので小幡氏の本姓は平氏だそうです。
秩父氏は坂東平氏の中でも有力豪族でしたからね。
因みに2階には織田氏の本姓は伊勢平氏だと言う系図が飾ってありますが、安土桃山時代や江戸時代の自称出自は時代が進んでしまってよく分からなくなっており、又、力が全てを支配する時代でしから、ほとんどが言った者勝ちの都合の良い仮冒だと言われています。最近の研究では織田氏の出自は平氏よりもっと古い時代の、古代豪族の忌部氏説が有力ですかね確か。間違っていたらすみません。
秩父氏、小幡氏など名氏が出来始めた初期の人々…
つまり平安・鎌倉期の源・平・藤などから地名を取って名氏とした人々、そしてそこから初期に枝分かれした人々の出自は間違い無いと思います。
因みに2階の武家展示は勿論良かったです。
しかしながら、1階のお蚕様の展示も非常に興味深かったですね。お蚕様のお話しも面白かったですし。