日本の歴史を覆す歴史的発見の草分けとなった岩宿遺跡の博物館になります。
展示は縄文時代の前の旧石器時代の遺物や第一発見者の相澤氏の遺品がメインになります。
この発見により、
それまで1万年前程度と考え... [続きを読む]
日本の歴史を覆す歴史的発見の草分けとなった岩宿遺跡の博物館になります。
展示は縄文時代の前の旧石器時代の遺物や第一発見者の相澤氏の遺品がメインになります。
この発見により、
それまで1万年前程度と考えられていた日本人の歴史は3万年以上前?と推定不可能なまでに遡られました。
現在では日本人は、
世界に先駆けて先進的な文明を営んでいたのではないか?と考えられるまでになりました。
自然豊かな岩宿の里の中の鹿の川沼の脇に博物館があり、
牧歌的な環境は気持ち良いです。
学芸員さんが空いてればガイドしてもらう事も可能です。
ぜひ訪問して頂き、太古の昔に想いをしのばせて欲しいと思います
旧石器時代の扉を開いた相沢忠洋氏と国指定史跡岩宿遺跡に関した資料を展示しています。
現在は故・相沢氏の千恵子夫人が名誉館長をなさっておられてご高齢にもかかわらず非常にお元気そうでした。
ほぼ一つの遺... [続きを読む]
旧石器時代の扉を開いた相沢忠洋氏と国指定史跡岩宿遺跡に関した資料を展示しています。
現在は故・相沢氏の千恵子夫人が名誉館長をなさっておられてご高齢にもかかわらず非常にお元気そうでした。
ほぼ一つの遺跡と、その関連資料の展示館としては非常に規模が大きく岩宿遺跡と相沢氏の功績がいかに大きかったかを物語っていて世界中から旧石器研究、考古学者の方が訪れるそうです。
令和24年3月に岩宿博物館に保存されている相澤氏の発掘物が 国登録有形文化財に答申されました。
博物館2F正面に展示してある黒曜石の矢じりなどは本来なら国宝指定されてもおかしくないと思われますが
相澤氏は正式に考古学を学んだわけではなく当初、お一人で発掘を行っていたため発掘物の詳細な記録が欠けていて、これまで文化財指定は行われませんでした。
ですが氏の発掘物には考古学上重要な発見が数々ありますので、その価値が公に認められたことは大変喜ばしいことだと思います。
博物館2階正面に飾ってある黒曜石の矢じりは写真だとうまく映っていませんが実物は宝石のように美しいですので、ぜひ本物を見に博物館へ足を運んでください。
なお黒曜石矢じりの写真後方に映っている骨はマンモスのレプリカで心霊写真ではありませんので・・・・笑
それと旧石器時代に特化した博物館は全国的に見ても珍しいんですよ。
綺麗な勾玉や銅鐸、派手な土器があるわけではないので、どうしても展示が地味になりやすく一般受けしづらいんですよね。
そういった意味でも貴重な博物館です。
旧石器時代の博物館はなかなかないので
とても良かったです!
オオツノジカ、マンモスのサイズ感がわかり楽しかったです。
縄文遺跡と比べると圧倒的に石器になっていますが、分類や文化圏のマップなどあり、時... [続きを読む]
旧石器時代の博物館はなかなかないので
とても良かったです!
オオツノジカ、マンモスのサイズ感がわかり楽しかったです。
縄文遺跡と比べると圧倒的に石器になっていますが、分類や文化圏のマップなどあり、時代の変遷も縄文以前の人の動きがわかって面白かったです。
黒曜石ももう使っていたんですね。縄文中期の和田峠産よりも質は良くなさそうなものの、いろんな土地の黒曜石も使われていたことがわかって発見できた。
展示内容は少なめですが、落ち着いて見学できました。最古級の石器、縄文以前の文化の存在など意味深いものを観させていただきました。
展示内容は少なめですが、落ち着いて見学できました。最古級の石器、縄文以前の文化の存在など意味深いものを観させていただきました。
平日14:00過ぎの訪問となります。
国指定史跡岩宿博物館ということで、以前より岩宿遺跡の存在は認知していたものの、博物館があるということは知りませんでした。
1949年9月に相沢忠洋が日本列島において縄文時... [続きを読む]
平日14:00過ぎの訪問となります。
国指定史跡岩宿博物館ということで、以前より岩宿遺跡の存在は認知していたものの、博物館があるということは知りませんでした。
1949年9月に相沢忠洋が日本列島において縄文時代をさかのぼる人類の歴史が日本列島にもあることが証明された大変貴重な発見を展示する博物館となります。
施設の順路としてはまずは、2階から1階の流れとなります。
2階は広々としていて天井も高く、開放的な空間が広がっています。
相沢忠洋氏にまつわる愛用の自転車、バイクなどを皮切りにマンモスの骨格のレプリカなど、歴史のロマンに触れる体験をすることができます。
当時の岩宿人の暮らしの様子などにも触れられる貴重な施設と言えましょう。
ありがとうございます。