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CALMAのこだわり食材シリーズ 「あさり」
CALMAでは使用する食材にかなりのこだわりを持っていたりするのですが、
今回は「あさり」について書いてみたいと思います。
イタリアンで「あさり」と言えば、ボンゴレパスタがまず思い浮かぶと思いますが、
基本的には具材はあさりだけなので、あさりのうまさが味を大きく左右します。
CALMAで使っているのは、主に「江戸前のあさり」です。
わかりやすく言うと、東京湾で獲れるあさりのことです。
でもなんか「東京湾」って言うと、イメージ的にあまりおいしくないような感じがするので、
「江戸前」って言うようにしてます(笑)
その中でも最高級といわれる「富津産」のものを使っているのですが、
とにかくめちゃくちゃうまいです。
今までいろんな産地(浜名湖産、愛知県産、三重県産など)のあさりを使ってきましたが、
やっぱり「江戸前のあさり」が一番おいしいです。
あさりの一番おいしい時期は3月後半から6月前半くらいまでですが、
この頃のあさりは身が大きくぷっくりとしていて火を通してもあまり縮みません。
さらに上品な出汁がたっぷりと出るので、パスタソースにはもってこいなんです。
CALMAではあさりに生海苔を加えたパスタをお出ししていますが、相性はばっちりです。
ただ、当然そんなおいしいあさりはたくさんは獲れないんです。
その上、多くのお店がそれを狙っていますので争奪戦なんです。
CALMAが取引しているお魚屋さんは昔から築地で仕入れをしていて優先的に買えるようですが、それでも常にあるわけではありません。
しかもたとえ江戸前あさりといえど、旬の時期を過ぎれば味は確実に落ちていきます。
あさりのパスタは一年を通してメニューにはありますが、
秋~冬の時期はおすすめできませんとメニューに記載しているくらいですので。
そのくらい味の差が激しい食材ですので、もう残り少ないですが旬である今のうちに
「江戸前あさり」を一度味わってみてください。
ただ、これからはあさりの状態が変化してくる時期になりますので、その日のあさりの状態をスタッフに確認してからのほうが確実かと思います。
みなさまのご来店をお待ちしております。